その搭乗券(半券)でマイルが貯まる(写真はイメージ)

デルタ航空(本拠: 米国・アトランタ)は現在、全ての日本国内線を対象に、使用済みの搭乗券(半券)を1フライトにつき500スカイマイル・ボーナスマイルに交換する「ニッポン 500 マイル・キャンペーン」を実施している。

同キャンペーンは、片道フライトにつき、デルタ航空の500スカイマイル・ボーナスマイルをプレゼントするというもので、対象となる航空券は、JALやANA、スカイマーク、Peach Aviationなど、日本国内線であれば航空会社・路線・クラスは問わない。加えて、マイルで取得したフライトも対象となる。なお、このキャンペーンはデルタ航空が独自に行うものであり、日本国内線を運航する他社との提携によるものではない。

2017年3月31日までのフライトが対象で、スカイマイル・メダリオン会員はひとり最大40フライト分(合計2万ボーナスマイル)まで、スカイマイル一般会員はひとり最大10フライト分(合計5,000ボーナスマイル)までのボーナスマイルを獲得できる(フライト日の会員ステータスを適用)。なおこのボーナスマイルは、メダリオン会員資格取得必要マイル数には算入されない。

このキャンペーンは、日本国内の住所を登録しているスカイマイル会員に限り有効となる。スカイマイル会員入会は、デルタ航空オフィシャルサイトを通じてすぐに無料でできる。なお、デルタ航空はスカイチームに加盟しているため、取得したボーナスマイルはエールフランスや大韓航空、ガルーダインドネシア航空など、スカイチームに加盟する20社の航空券購入にも利用できる。加えて、デルタ航空のスカイマイルはスカイマーク国内線の特典航空券にも交換可能(日本在住のスカイマイル提携クレジットカード本会員もしくはメダリオン会員が対象)。

スカイチームは2015年6月に設立15周年を迎えた。現在、同アライアンスには20社が加盟している

キャンペーン参加方法は、キャンペンサイト内に提示されている「ニッポン500ボーナスマイルキャンペーンマイル加算申請フォーム」に記入し、利用した搭乗券(半券)のコピーを貼付した上で、ファックスでキャンペーン窓口に送付する。ボーナスマイル加算申請フォーム受領が確認できれば、6~8週間後にスカイマイル会員口座にボーナスマイルが加算される。旅行後2カ月以内にボーナスマイル加算申請フォームの送付が必要となり、郵便でも対応しているが、2017年5月31日以降に到着した申請フォームは無効となる。

搭乗券・搭乗半券がチェックイン時や搭乗ゲートにて発行される場合は、搭乗者名・搭乗便名・搭乗日・座席番号・区間が明記されていても「ご利用案内書」「引換証ご利用案内書」「搭乗案内書」「搭乗証明書」などは、ボーナスマイルの加算対象外となる。その場合は、必ず搭乗券・搭乗半券の添付が必要になる。搭乗券を発行しないタイプのチェックインの場合は、チェックイン時に各航空会社から発行されるもの(搭乗者名・搭乗便名・搭乗日・座席番号・区間が明記されている「お客様控え」など)でも代用が可能。

デルタ航空は2017年秋に、全席個室になるビジネスクラスを搭載したエアバスA350型機の運航を予定している

不定期路線のフライトや、国際線の路線の一部として運航されている国内線のフライトを含む国際線は、同キャンペーンの対象外となる。また、デルタ航空の社員はこのキャンペーンの対象外となる。記入漏れや搭乗券(半券)のコピーの貼付忘れは無効であり、ボーナスマイルの譲渡・換金はできない。

ボーナスマイル加算申請フォームやファックス番号など、詳細はキャンペーンサイトを参照。