京阪電気鉄道はこのほど、京阪本線・鴨東線・中之島線を走行する5000系の誕生45年、かつて大津線を走行していた80型の誕生55年をそれぞれ迎えるにあたり、記念イベントを開催すると発表した。

京阪電気鉄道5000系(写真左)・80型(同右)

8月28日には、中之島駅で5000系による座席昇降実演を実施。3番線に5000系を展示し、座席昇降実演を行うもので、ホームと展示車内から見学できる。車内からの見学には、同日に中之島駅で開催するグッズ販売会で、5000系関連新商品3点のうちいずれかを購入するともらえる車内用整理券(先着160名)が必要。グッズ販売会は28・29日の2日間、中之島駅コンコースで開催される。

座席昇降の実演は14時から15時30分まで、30分ごとに計4回実施され、それぞれの回において2回ほど座席が昇降するとのこと。3番線での5000系展示は12時47分から16時12分までで、展示終了後は16時12分発萱島行の臨時列車(区間急行)として、普段はラッシュ時しか利用できない5扉で運転する。8月28・29日には、5000系オリジナルキーホルダーが当たるクイズラリーも実施される。

9月17日には、中之島駅でのグッズ販売会で先行発売した5000系45周年記念グッズの一般販売を開始。京阪百貨店守口店をはじめとする各店頭や通販サイト「e-kenetマーケット」で取り扱う。9月24日からは、石山坂本線の700形1編成に80型の塗装を施して運転。運転期間は2020年3月31日までの予定で、2017年10月11日までの期間は「80型誕生55年」と記した特設ヘッドマークを掲出して運行する。