東京商工リサーチは4月18日、「平成28年熊本地震」関連調査の結果を発表した。これによると、熊本県内の企業数は3万5,173社。従業員数は33万346名。売上高は9兆3,662億7,100万円だった。

熊本県の企業数は3万5,173社

熊本県に本社を構える企業数は3万5,173社。市町村別にみると、熊本市1万7,723社(構成比50.3%)が最多に。次いで、八代市2,255社(同6.4%)、天草市1,511社(同4.2%)、玉名市1,083社(同3.0%)となった。特に被害が大きかった益城町は576社(1.6%)、南阿蘇村は215社(同0.6%)だった。大分県に本社を置く企業は、2万3,687社となった。

熊本県に本社を構える企業の売上高合計は9兆3,662億7,100万円。産業別では、サービス業他が3兆7,378億9,100万円(構成比39.9%)で最も多くなった。次いで、製造業が1兆7,893億7,000万円(同19.10%)、卸売業が1兆2,778億4,300万円(同13.64%)となった。

産業別売上高構成比(熊本県)

市町村別にみると、熊本市が5兆665億500万円(同54.0%)が最多だった。次いで、菊池郡菊陽町が5,778億9,600万円(同6.1%)、八代市が4,264億600万円(同4.5%)となった。