映画『リリーのすべて』(3月18日公開)のジャパンプレミアが9日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演俳優のエディ・レッドメインとトム・フーパー監督が出席。舞台挨拶で本作への思いや、日本でのエピソードなどを語った。

『リリーのすべて』ジャパンプレミアに登壇したエディ・レッドメイン

2人は、レッドカーペットを歩いてファンサービスに応じた後、舞台挨拶に登壇。約850人のファンが見つめる中、約3年ぶり2度目の来日を果たしたエディは「今回は長く滞在し、たくさんの方々と触れ合い、みなさんの応援を感じることができています。こんな体験は初めて。ありがとうございます」喜びを伝え、監督も「心から喜んでいます。特別な機会をいただきありがとうございます」と感謝した。

監督は本作について「私とエディが情熱をかけて作った映画」と語り、前回タッグを組んだ『レ・ミゼラブル』の撮影現場でエディに脚本を渡したと説明。エディとの関係は「10年以上になる」と言い、「エリザベスⅠ世のテレビドラマに出演してもらった時に『素晴らしい俳優を見つけた』と思い、それが『レ・ミゼラブル』につながり、今回主役に起用することができた」と感慨深げに話した。

エディは「本当に深淵ですばらしいラブストーリー。読み終えてすぐ監督のもとに駆け付けて、『やりたいです! いつクランクインですか?』と聞いた」と脚本を読んだ時の興奮を明かし、「この役を演じる機会をいただいた監督には感謝しています」とコメント。観客に向けて「リリーとゲルダのこの物語は、20世紀最大のラブストーリーの一つだと思います。同じように感じていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

また、エディは妊娠中の妻ハンナ・バグショーと日本を満喫しているようで、「到着した翌朝、時差ボケで早く起きてしまい、朝5時くらいに築地に行ったら、この時間は観光客は入れないと言われてしまった」とエピソードを披露。「そのまま明治神宮に行ったら美しい風景が広がっていました。世界で最も人混みが見られると言われている渋谷も訪れましたが、時間が5時45分だったのでだれもいませんでした」と楽しそうに話した。監督も「5回目の来日になりますが、今回は浅草寺に行きました。何度来ても楽しい」と笑顔で語った。

『英国王のスピーチ』、『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がメガホンをとった本作は、世界初の性別適合手術で女性になった実在の画家アイナー・ベイナーとその妻ゲルダの愛を描いたラブストーリー。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたエディは、"リリー"という名で女性として生きてることを望んだ主人公を熱演した。

(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.