アナログRGBとHDMIを搭載するなどインタフェースにもこだわる

仕事に役立つモバイルノートPCというコンセプトは、搭載インタフェースからもよくわかる。ボディは小さいが、背面にHDMI出力とアナログRGB出力(D-Sub)、USB 2.0、ヘッドセット端子が並ぶ。

背面には端子類を覆うカバーを設けている。カバーを開けるとインタフェース類が出現。左からヘッドセット端子、USB 2.0、HDMI出力、アナログRGB出力、充電用MicroUSBと並んでいる

最近のモバイルノートPCは、薄型化を重視して高さのあるアナログRGB出力を省いた製品が主流だが、例えば仕事でプロジェクターを使うとき、ちょっと古いプロジェクターだとアナログRGB入力しかないことが多い。アナログRGB出力とHDMI出力を備えたポータブックなら、HDMI対応プロジェクターでも、アナログRGB対応プロジェクターでも問題なく利用できる。

アナログRGB出力の隣にあるMicroUSB端子は充電用であり、スマートフォン/タブレット用のモバイルバッテリなどを使った充電も可能だ。右側面にはSDメモリーカードスロットも用意され、ワイヤレス機能はIEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能とBluetooth 4.0+EDRをサポートする。

背面のインタフェース部分にはカバーが装着され、使わないときにはカバーを閉じれば、外観もすっきりする。このカバー、ちょっとしたスタンドを兼ねており、開くことでキーボード面に若干の傾斜がつく。"入力"への細かなこだわりと配慮だ。

背面のカバーは簡易的なスタンドを兼ねる

左側面には特になにも用意されていない

右側面には電源ボタンとSDメモリカードスロット