ティザービジュアル

漫画雑誌「月刊アクション」(双葉社刊)にて連載されていた、高野苺氏による"青春SFコミック"『orange』がTVアニメとなって2016年夏より放送開始となることが決定! ティザービジュアルやメインスタッフ情報が発表された。

2013年12月より「月刊アクション」での連載がスタートし、2015年10月号(2015年8月発売)を持って連載最終回を迎えた『orange』。高校生の恋愛模様を瑞々しく描く恋愛コミックスの王道要素を抱えつつ、「自ら命を絶ってしまう友達を救ってほしい」という、未来の自分から届く手紙を元に物語が展開されるSF要素や、想いを果たせなかった10年後の世界と現在世界の話が交互に進行していく切ないストーリーテリングが大きな反響を呼び、「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」で5位、「次にくるマンガ大賞2015」で12位、さらには「このマンガがすごい! 2015 オトコ編」で15位と、多数のコミックランキングにランクインし、2015年11月に発売された最終巻(第5巻)は、数々の少年誌ビッグタイトルを抑えて、オリコン週間ランキング第1位を獲得した。累計発行部数は全5巻で400万部を超え、2015年12月には実写映画『orange-オレンジ-』が公開。興行収入30億円を超える大ヒット(2/17現在公開中)を記録している。

『orange』 - Introduction

高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。
その差出人は、10年後の自分だった。

初めはイタズラかと思ったが、
書かれていることが次々と現実に起こり、
「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。

転校生の翔を好きになること。
そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。

翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?


本作のTVアニメ化にあたり、確かな演出力で『STEINS;GATE』や『テラフォーマーズ』を手掛けた浜崎博嗣氏が監督、『ちはやふる2』や『Persona4 the ANIMATION』のストーリーを形成した柿原優子氏が脚本、『坂道のアポロン』や『宇宙戦艦ヤマト2199』においてキャラクターに命を吹き込んだ結城信輝氏がキャラクターデザインを務め、アニメーション制作はトムス・エンタテインメント/テレコム・アニメーションフィルムが担当する。

なお、TVアニメ化を記念して、2月25日(木)発売の「月刊アクション」4月号には、高野 苺氏描き下ろしの読み切り作品『orange』特別版が掲載されるので、こちらも注目しておきたい。そのほか詳細はアニメ公式サイト公式Twitter(@AnimationOrange)をチェックしてほしい。

(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会