JR東日本と日本レストランエンタプライズ(NRE)は5日、パリで発生した同時多発テロの影響で延期していたフランス国鉄での駅弁売店の開業日を3月1日と発表した。

「BENTO PARIS-LYON(パリ・リヨン弁当)」(JR東日本提供)

「BENTO MAKUNO-UCHI(幕の内折詰弁当)」(JR東日本提供)

「BENTO ONIGIRI(おにぎり弁当)」(JR東日本提供)

「MAKI SUKEROKU(助六寿司)」(JR東日本提供)

この駅弁売店は、フランス国鉄のパリ・リヨン駅に4月30日までの期間限定で出店されるもので、店舗名は「EKIBEN」。フランスのシャロレー牛を使用した和風弁当「BENTO PARIS-LYON(パリ・リヨン弁当)」、日本の駅弁の定番を折詰めスタイルで表現した「BENTO MAKUNO-UCHI(幕の内折詰弁当)」、日本の駅弁の原点である「BENTO ONIGIRI(おにぎり弁当)」、日本の伝統芸能に由来する名前を持つ「MAKI SUKEROKU(助六寿司)」など5種類の駅弁とお茶などを販売する。営業時間は8時から19時30分まで。

当初は2015年12月1日から2カ月間の出店を予定していたが、昨年11月に発生した同時多発テロでフランス国内に非常事態宣言が発令されたことから出店を中止。非常事態宣言が解除された後、改めて出店時期を決めるとしていた。

NREはこれまで、シンガポールと台湾で駅弁の催事販売を行った実績を持つ。海外での駅弁のさらなる可能性を検証するため、和食人気があり「BENTO」の知名度も高いフランス・パリを出店場所に選んだという。駅弁の販売に加え、駅弁の歴史や魅力を紹介するパネルや駅弁の掛け紙の展示も行い、日本の食文化のひとつとして定着している「駅弁文化」の紹介にも取り組む考えだ。