人気アイドルグループHKT48と乃木坂46が25日、日本武道館で行われた「GUM ROCK FES.In日本武道館」内で、ヒット曲メドレー合戦による東西アイドル対決を行った。

「GUM ROCK FES.In日本武道館」に登場したHKT48

同イベントは、音楽と格闘技の対決コラボレーションを、世代を超えた多くの人たちにガムを噛みながら気軽に楽しんでもらおうと、ソニー・ミュージックレーベルズとロッテが共同開催した大型企画。その中のセミファイナル試合、ヒット曲満載のライブパフォーマンで火花を散らしたのがHKT48と乃木坂46で、青コーナーから、ピンク、青、黄、緑などカラフルなサイリウムが輝く会場に最初に登場したHKT48は「しぇからしか!」を元気いっぱいパワフルに歌いきると、「桜、みんなで食べた」「メロンジュース」など6曲を熱唱した。指原莉乃は、「アイドル人生でリングの前で踊ることある?」と目を丸くしながらも、異例のパフォーマンスを楽しんでいる様子。また、事前にマネージャーから「7:3で乃木坂さんのファンが多いっす」と言われたことを明かしつつ、「死ぬほど怖かったけど、出てきたら乃木坂さんのファンがすごく盛り上がってくれて…ありがとうございます!」と感謝の言葉を送った。

続いて赤コーナーから登場した乃木坂46は「命は美しい」をしっとりと歌い上げ、艶やかな魅力でファンを魅了。「ポピパッパパー」の歌唱中は音楽が途切れるハプニングに見舞われたが、その後は滞りなく5曲を歌唱し、大歓声を浴びた。また、この日だけの特別パフォーマンスも行われ、乃木坂46の「ダンケシェーン」をHKT48が、HKT48の「控えめ I love you!」を乃木坂46が歌い、ファンを喜ばせた。

乃木坂46

その後、「じゃんけん」で勝敗を決めることになり、AKB48の10周年記念シングル「君はメロディー」(3月9日発売)で単独センターを務める宮脇咲良(HKT48)と、グループの中で一番ジャンケン強いという松村沙友理(乃木坂46)が代表を担うが、二人は"あいこ"続き。すると松村は、指原に「次、何を出したらいいと思いますか?」と質問し、回答通りの「グー」を出して負けるという結末に。当然と言えば当然だが、松村にとってはまさかの展開に膝から崩れ落ちると、指原は「なんで素直に出しちゃうの~?」と絶叫。想定外の幕引きに会場は大いに盛り上がった。

「じゃんけん」でHKT48が勝利