独身者、既婚者が「仕事で損している」と思うこと

結婚というのは大きな節目であり、環境の変化でもある。そのため、仕事や職場でも切り離すことが難しいケースが未だ多く存在している。独身者と既婚者、それぞれ「仕事で損をした、つらかった」と思うのはどのような事例だろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、仕事・職場において、独身/既婚だから損をした・つらかったという経験があるか、またその解決策についても聞いてみた。

Q.仕事・職場において、独身/既婚だから損をした・つらかったという経験はありますか?

はい (独身)10.3%/(既婚)2.7%
いいえ (独身)89.7%/(既婚)97.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような経験ですか、どうすれば解決できると思いますか

独身の損をした・つらかった体験

■セクハラ……
・「『結婚できない』と良く言われた。多分結婚すれば解決するのかな、とは思う」(32歳女性/不動産/専門職)
・「すぐに独身男性を勧められる。(解決策)彼氏を作る」(30歳女性/食品・飲料/技術職)
・「結婚できない人間と見られ、人格を疑われる。彼女の存在をちらつかせる」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「腰掛けOLのように言われてしまうこと、重要な仕事は既婚の男性の方へ行ってしまいがち、頼りなく思われてしまう。がんばって実績をつくるしかないのかもしれない」(24歳女性/食品・飲料/専門職)

■社会的地位が低い
・「損ではないが、クレームで『あんたは結婚してないからわからないだろうけど』と言われてムカッと来た。無視する」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「信頼できないといわれた。地道な努力が必要かと」(38歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「独身者は必ず花見の準備及び場所取りをさせられる。既婚者も未婚者も平等に割り振れば解決する」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)

■働かされる
・「独身は残業をさせられる。仕方ないと諦めてた、遅くても平気だったので」(37歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「何時間でも拘束可能と思われているところ」(33歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「仕事がどんどん増える。結婚してしまえば解決する」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「有休が取りづらい等。適正な権利主張の奨励をすれば解決する」(24歳女性/その他/事務系専門職)
・「お盆休みなどが取りづらかった。公平性を持たせるしかない」(38歳男性/通信/技術職)
・「飲み会に強制的に連れて行かれる。(解決策)飲み会をなくす」(29歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■転勤も
・「働く上での制限が少ないということで、残業が可能な人員として扱われたり、異動や転勤などの対象になりやすい。(解決策)結婚すること」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「独り身だから自由聞くだろ、来週から転勤と言われた。どうしようもないですね……」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)

■ご祝儀ビンボー
・「結婚祝い金ばかりだしている: 飲み会の積み立て金などから適度に支出してくれたらいい」(44歳男性/その他/その他)
・「同僚などの結婚祝いでたくさん払ってきたこと: 自分も結婚して回収すること」(37歳女性/商社・卸/事務系専門職)