お笑い芸人のバカリズム(39)が、19日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』(毎週木曜23:15~24:15)にゲスト出演し、マナーを守れない一部のサッカーファンに苦言を呈した。

お笑い芸人のバカリズム

この日のテーマは「だから嫌いなんだ発表会」。世間で好まれているものについて「俺は嫌い!」と主張する企画で、バカリズムのほか、博多大吉、ブラックマヨネーズ・吉田敬、中川家・礼二、ケンドーコバヤシ、ナイツ・土屋伸之が、プレゼン形式でそれぞれの嫌いなものをアピールした。

バカリズムが嫌いなものとして挙げたのが「サッカー」。勝敗が決まらない場合に、別の競技ともとれるPK戦が行われることなどルール上の疑問点を指摘しながらも、基本的にはサッカーや選手を尊敬していて、「われわれの代表だから」という気持ちで日本代表を応援しているという。

そんなバカリズムにとっての違和感が、「ワールドカップを理由に泥酔し、街中で『ニッポン』を連呼する人たち」で、「試合終わっているし、もう関係ない」とバッサリ。通行の妨げやゴミを散乱させるなど、マナーを守れない一部のファンに向けて「僕は言いたい」と前置きし、「『ニッポン』を連呼して日本を汚すな!」「『ニッポン』を連呼する人が日本の迷惑になってどうする!」とメッセージを送った。

この主張に、出演者からは「確かに」と納得の声。さらにバカリズムは「もっと良くなってほしいという意味でいろいろ疑問点を言わせていただきました」と付け加えたところ、司会の雨上がり決死隊・宮迫博之から「導入は『嫌い』から入っていますよね?」とツッコミを入れられ、「嫌いっていうかまぁ…」「サッカー自体は好きです」としどろもどろの言い訳で笑いを誘っていた。