人気アニメ『妖怪ウォッチ』シリーズの劇場版第2弾となる『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(12月19日公開)で、女優の長澤まさみ、俳優の武田鉄矢らがゲスト声優を務めることが27日、発表された。

『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』のゲスト声優陣(左から時計回りに、長澤まさみ、武田鉄矢、堀ちえみ、博多華丸、博多大吉)

本作では、ダブル主人公として、従来の主人公・天野ケータに加え、未空イナホが登場。さらに、大人気妖怪のジバニャンと共に、映画初登場となる新たなアイドル妖怪としてUSAピョンも活躍し、5つのエピソードが展開される。

ゲスト声優を務めるのは、長澤、武田のほか、堀ちえみ、博多華丸・大吉の5人。長澤は、生前のジバニャン(アカマル)の飼い主で、8年後の未来ではデザイナーの卵として働いているエミちゃんを演じる。「最初にお話をいただいた時は、私でいいのかなぁと思った」と吐露するが、「『二ノ国』というゲームでレベルファイブ・日野さんとお仕事をご一緒させていただいた時、仕事に対しての気持ちがすごく共感したことを覚えていたので、またお仕事がご一緒できるなら、と出演を決めました」と振り返る。エミちゃん役については、「ジバニャンの飼い主の女の子なので、責任重大」。それでも、「すごく前向きで、見ていて元気をもらえる明るい子なので、とても楽しく演じることができました」と報告している。さらに「最近、休日は寝坊ばかりしちゃうので、妖怪のせいかな?と思っています」と笑みを浮かべた。

そんなエミちゃんの職場の先輩である千秋先輩を演じるのが、声優初挑戦の堀。オファーが来た際のことを「私もすごくうれしかったですけど、私よりも家族が、すごく喜んでくれました」と回顧し、千秋先輩役について「エミちゃんに厳しくあたるシーンも…とてもストレートなキャラクターなので、演じていて爽快」と話すも「怖いなと思う人もいるかも」と苦笑している。

武田は、妖怪・巨大サンタ役。「オファーが来る前から、ジバニャンは俺に少し似ているな、と思っていました」と打ち明け、その理由を「(ドラマ『101回目のプロポーズでは』)僕はトラックに飛び出して、死にはしなかったけど、ジバニャンは死んで妖怪になってしまいました(笑)」と、トラック事故仲間のように思っているようだ。また、「(アニメシリーズに登場する)ニャンパチ先生については以前から知っていました、ニャンパチ先生は(金八先生の)ものまねみたいで、好感を持ちました」とも語る。巨大サンタを「みんなのよく知る心優しい素敵な妖怪」と捉え、「サンタクロースやジバニャンの不思議な力を信じる子が日本中の子どもたちに1人でも増えることを祈っています」と期待を寄せている。

このほか、華丸は妖怪・猫きよを、初の声優仕事となる大吉は妖怪・犬まろをそれぞれ演じる。いずれも妖魔界議長・ぬらりひょんの部下で、ジバニャンたちの敵。2人も「僕たちの演じた犬まろ・猫きよは悪役だけど、ジバニャンたちとの大バトルでは、ぬらりひょん様と共に全力で勝ちに行きたいと思います!」と、役柄らしいコメントを寄せている。

(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2015