タレントの壇蜜(34)が、東京・スカイツリータウンで行われた「秋田まるごと市 in 東京ソラマチ」オープニングセレモニーに出席し、本場の"なまはげ"と対面し「思ったよりも迫力がある」と興奮した。

なまはげと壇蜜(中央)

秋田・十文字町出身の壇蜜。男鹿に伝わる行事の1つである"なまはげ"の話題になると、「秋田で"なまはげ"を見たことがないんです」と切り出し、「実は初めて見たのは新橋(東京)だったんです」と告白。一方で「いい子でいてほしいという神さまの願いがこもっている」「このエリア(男鹿)にいる人たちは"なまはげ"を尊いものとして接していると聞きます」と歴史の重みも伝えた。

イベント終了後には"なまはげ"とも記念撮影。報道陣の取材に応じた壇蜜は、「思ったよりも迫力があって、お面が顔のサイズよりも何倍も大きいので『いい子』にしてなきゃいけないなと思いました」と興奮。記者から「(恐怖を感じるのは)やましいところがあるから?」と質問が飛ぶと、「やましいところは大人になれば誰しもあると思う」と微笑みながら答え、「私なんかは、縁があるだけでこういうイベントに呼ばれること自体にグラグラしています。ありがたいです」と感謝の言葉を口にした。

壇蜜が「縁があるだけ」と言うのは、「すぐに上京して、学校も就職も全部関東になってしまった」から。イベント中には「祖母が住んでいて本家がありますので、縁があるタレントとして何かやっていけたらという気持ちはあります」と語り、「秋田はタレントさんや歌手の方とかいろんな方がいらっしゃるので、その中でも呼んでもらえるのがうれしいです」と笑顔を見せていた。

16日から18日まで開催される「秋田まるごと市 in 東京ソラマチ」は、秋田県内の食品事業社および飲食店約100社と商工団体による、秋田県史上最大規模の物産展。新米のあきたこまちや稲庭うどん、きりたんぽ鍋といった名物のほか、B級グルメの横手やきそばやババヘラアイスなど秋田を代表するグルメも取りそろえている。