JR東日本はこのほど、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」の機能拡大について発表した。9月30日から列車位置情報を提供する路線を5路線増やして計11路線としたほか、10月31日には「Suica」の残額を確認できる新機能をAndroid版限定で追加する。

「JR東日本アプリ」

「JR東日本アプリ」の「列車位置情報」は、列車の現在位置や遅れをリアルタイムで配信するサービス。これまで提供していた6路線に加え、東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線快速・普通、常磐線各駅停車の5路線が新たに対象路線に加わった。あわせて各列車の行先、列車種別、編成両数といった詳細情報も、列車位置情報を提供する全路線で閲覧できるようになる。

「Suica」の残額を確認できる新サービスは、NFCやFeliCaに対応しているAndroid版のスマートフォンが対象。トップページに表示される「Suica 残額確認」をタップし、端末に「Suica」をかざすと画面に残額が表示されるしくみとなっている。

「Suica」と相互利用している交通系ICカードの残額も同様に確認でき、同じスマートフォンに「モバイルSuica」がインストールされている場合、その残額も表示されるとのこと。10月31日に予定しているアップデート以降、使えるようになるという。