ダイエットを頑張ったのにもかかわらず、秋になってリバウンドする人も(イメージ)

サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「夏のダイエットの成果が台無しに!? 秋太りにご注意を! 」を公開した。

同サイトでは、栄養学を専門に学んだ管理栄養士、ダイエットサポートを経験したスタッフの協力のもと、ダイエットに関する正しい知識を知ってもらうため、さまざまな情報を発信している。

今回のテーマは「秋太り」。腕や脚の出る服を着たり水着を着用したりする機会がある夏はダイエットのモチベーションが高まるが、長そでを羽織るようになると気持ちが緩みがちになる。秋のリバウンドはそうしたメンタル的な問題があるとともに、人間の生理的な理由もあるという。

人間だけでなく生き物は寒くなってくると、寒さから身を守るために脂肪をため込みやすくなるとされている。さらに秋の旬の食材が並び始めると、食べ物がおいしく感じられて食欲が増加するとのこと。

同サイトでは、リバウンドを心配して旬のおいしいもの我慢するのではなく、ダイエットに必須の栄養素を秋の味覚でしっかり補おうと提案している。

まず、秋の味覚の代表格である「さんま」は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸を多く含んでいる。この脂肪酸は身体に脂肪として付きにくいため、ダイエット中だからと脂の乗ったさんまを敬遠する必要はないとのこと。他にもビタミンA・D、鉄分など、女性が必要な栄養素も摂取できるという。

秋の味覚でダイエットに必須の栄養素を摂取できる(イメージ)

次に、秋から冬が旬の「秋鮭」もおすすめ食材だという。さんまと同様にDHA・EPAを豊富に含んでいるが、ほかにも脂溶性ビタミンであるAやD、ビタミンB1・B2を多く含むことでも知られている。ビタミンB1は糖質の代謝を、ビタミンB2は脂質の代謝を助けることから、ダイエット中に適した魚であるとのこと。

また、低カロリーかつ食物繊維が豊富な「きのこ」も秋が旬。食物繊維には便秘の改善のほか、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑え、エネルギーを脂肪に変えにくくする作用もあるとされている。またエネルギーの代謝に必須のビタミンB1・B2も摂取できるという。