タレントの高田純次(68)が、29日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金12:00~12:30)にゲスト出演し、今年1月に行った手術について当時の心境を語った。

タレントの高田純次

28日からスタートした、高田の冠番組『じゅん散歩』(同局・平日9:55~10:30)。故・地井武男さんの『ちい散歩』、歌手・加山雄三の『若大将のゆうゆう散歩』に続く、散歩シリーズの第3弾で、高田が「一歩歩けば、一つの出会いがある」をモットーに都内近郊や周辺スポットを歩く。

そんな高田は昨年から腰の痛みに悩まされ、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄(きょうさく)症を併発。今年1月に手術を受け、今では痛みもなく歩けるようになった。それまでの旅番組などは痛み止めを打ちながら出演していたが薬も次第に効かなくなり、10メートルほども歩けば右足がしびれるようになったことから手術に踏み切った。

ところが、人生で初めての手術だったことから「やっぱり、ちょっと怖かったんですよね…」「小心者だからいろんなことを考えてしまって、なかなか踏みきれなかった」というのが本音。手術に備えて5キロのダイエットにも成功し、今では「手術してよかった」と痛みから解放されたこと、歩けることの喜びに浸る。

主治医からは「歩いたほうがいい」と言われていた中、同番組のオファーが舞い込む。「ある意味リハビリも兼ねてというと失礼ですけど」と高田にとっては思い入れの強い番組になり、「知らない人とどう溶け込んでいくかがね。全員が僕のことを好きと思っているわけではないだろうし」とやりがいも感じている。

「100メートル9秒ぐらいで走れますね」と健康体をアピールする高田。司会の黒柳徹子から「嘘つき」とツッコミを入れられ、すかさず「オートバイで」と答えて笑いを誘っていた。