ビズリーチは3日、「当時の就職活動や新卒入社の会社」に関する調査の結果を発表した。対象は、22~30歳の同社サイト会員341名。期間は、8月24日~30日。

新卒で入社した企業、約4割が「後悔している」

「就職活動で企業を選ぶ際に重視したこと」を聞くと、1位は「やりたい仕事ができる」(53%)。2位は「勤務地・勤務時間など勤務条件がよい」(46%)、3位は「給与・福利厚生などの待遇がよい」(43%)と続いた。

「就職活動で企業を選ぶ際に重視したことは何でしたか?」

就職した企業について、入社の「決め手」となったのは何かを聞いたところ、43%で「最初に内定が出た企業だった」が1位となった。以降、「やりたい仕事ができる」(36%)、「面接時の面接官の印象がよかった」(27%)が上位にあがった。

「就職活動で企業を選ぶ際に重視したことは何でしたか?」

新卒で入社した企業について、その企業を選択したことを後悔しているかを聞いたところ、「後悔している」(18%)、「どちらかといえば、後悔している」(23%)の計41%が「後悔している」と回答した。一方、「後悔していない」と回答したのは、「後悔していない」(30%)、「どちらかといえば、後悔していない」(29%)を合わせた59%だった。

「後悔している」と回答した人に理由を聞いたところ、「自分のやりたいことが明確に定まらないまま就職活動を進め、入社してしまった」が51%で最多となった。次いで、「業界や企業研究が十分でなく、入社後にギャップが生じた」(50%)、「最初に内定が出たという理由で入社してしまった」(37%)となった。

「後悔している方は、その理由をお教えください(最大3つまで選択)」

さらに、「後悔している」と答えた人に、「転職を考える際は、新卒のときに入社したかった企業や職種・業種を目指すか」を聞いたところ、45%が「はい」、55%が「いいえ」となった。