ビー・エム・ダブリューはこのほど、「MINI クーパー S 3ドア」「MINI クーパー S 5ドア」のオートマチックトランスミッション搭載モデルの燃費を向上させ、エコカー減税対象モデルとして発売した。MTモデルも含めて仕様を変更し、装備を充実させている。

「MINI クーパー S 3ドア」と「MINI クーパー S 5ドア」

今回の改良により、「MINI クーパー S 3ドア」「MINI クーパー S 5ドア」のオートマチックトランスミッション搭載モデルのJC08モード燃費は従来の17.9km/リットルから18.3km/リットルに向上。これにより、両モデルとも平成27年度燃費基準を+5%で達成し、エコカー減税対象モデルとなった。取得税が20%、重量税が25%軽減される。マニュアルトランスミッションを搭載した「MINI クーパー S 3ドア」のJC08モード燃費は従来の19.2km/リットルから19.6km/リットルとなった。

装備に関して、従来はオプション装備品だったITSスポット対応のETC車載器システムと、自動防眩機能付きルームミラーを標準装備とした。ナビゲーションシステムのマップデータの更新も3年間無償で提供される。エクステリアはフロントエアダクト、テールゲートハンドルのフィニッシャーをハイグロス・ブラック仕上げとする変更が行われた。

価格は、「MINI クーパー S 3ドア」の6速マニュアルトランスミッション搭載モデルが325万円、6速オートマチックトランスミッション搭載モデルが339万円、「MINI クーパー S 5ドア」の6速オートマチックトランスミッション搭載モデルが357万円(価格はすべて税込)。