上位モデルのCPUがアップグレード - NEC「LAVIE Desk All-in-one」
「LAVIE Desk All-in-one」は、NECの一体型デスクトップPCシリーズだ。その最上位モデルとなる「DA970/BAB」はCPUが強化され、付属の動画編集/再生ソフトが4Kに対応、さらにヤマハ製のサウンドシステム「AudioEngine」がヘッドホンに対応という3つが主な変更点だ。デジタル3波チューナーは4基を搭載している。
CPUはBroadwell世代のIntel Core i7-5557U(3.10GHz)で、前モデルのIntel Core i7-5500U(2.40GHz)から性能が大きく向上。CPU内蔵のグラフィックス機能もIntel HD Graphics 5500からIntel Iris Graphics 6100へと変わり、3D描画性能がパワーアップした。そのほかのスペックについては、前モデルと変わりはない。
ソフトウェア面では、動画編集ソフトの「CyberLink MediaShow BD with 4K」、動画再生ソフトの「CyberLink PowerDVD BD with 4K」を搭載している。内蔵の液晶ディスプレイの解像度は最大1,920×1,080ドットだが、HDMI端子からの外部出力で3,840×2,160ドットの4K表示に対応可能だ。
店頭予想価格は前モデルから5,000円値上がりしているが、CPUとグラフィックス機能、そしてソフトウェアのアップグレード内容を考えれば納得できる範囲だ。
2015年夏モデルの「LAVIE Desk All-in-one」としては「DA970/BAB」のほかに、TVチューナー×2基でRealSence 3Dカメラ非対応の「DA770/BA」、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)でTVチューナー×1基の「DA570/BAB」、同じくTVチューナー×1基でCPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)の「DA370/BA」、TVチューナー非搭載の「DA350/BAW」の全5機種がラインナップされている。
製品名 | LAVIE Desk All-in-one DA970/BAB |
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参考価格 | 239,800円前後 |
OS | Windows 8.1 Update 64bit |
CPU | Core i7-5557U(3.10GHz) |
メモリ | 8GB |
グラフィックス | Intel Iris Graphics 6100 |
ストレージ | 4TB HDD |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 23.8型、1,920×1,080ドット、IPS |
タッチパネル | - |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
TV機能 | 地上/BS/110度CSデジタル対応TVチューナー×4 |
センサー | - |
Webカメラ | Intel RealSense 3Dカメラ(200万画素) |
主なインタフェース | USB3.0×3、USB2.0×2、HDMI×2(入力×1、出力×1)、 有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロット、アンテナ入力、 miniB-CASカードスロット、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間 | - |
本体サイズ | W544×D250×H435mm |
重量 | 約10.9kg |