三菱自動車は20日、先行予約の受付を4月10日より開始していた特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が限定台数1,000台を完売し、同日より納車を開始したと発表した。納車は、全国の系列販売会社を通じて開始し、2016年3月までに順次納車する予定。本モデルをもって「ランサーエボリューション」は生産終了となる。

「ランサーエボリューション ファイナルエディション」

ランサーエボリューション ファイナルエディションは、高性能4WDセダン「ランサーエボリューションX」の特別仕様車であり、1992年10月の初代「ランサーエボリューション」誕生から約23年にわたる歴史の最後を飾るモデル。「ランサーエボリューションX GSR」の5MT車をベースとして、精悍さをいっそう引き立てながらプレミアム感を高めた内外観としている。

また、エンジンの改良により最高出力・最大トルクを向上させ、歴代のランサーエボリューション最高の動力性能を実現。中高速域で伸びのある出力特性とするとともに、この動力性能を余すことなく路面に伝える高性能仕様のサスペンション、ブレーキ、タイヤを採用することにより、誰もが気持ちよく安心して高い次元の走りを楽しめる、シリーズ集大成モデルにふさわしい特別仕様車として仕上げている。