ジェーシービーはこのほど、「かけがえのない毎日」に関する調査結果を発表した。調査は7月、全国の20歳~69歳の子どもがいる既婚男女を対象にインターネットで実施され、1,000サンプル(男女各500)を得た。

「家族との食事」「子どもの成長」が、かけがえのない幸せ

「ありふれた日常で"かけがえのない幸せ"を感じるシーン」

ありふれた日常の、どのようなシーンで"かけがえのない幸せ"を感じるか聞いたところ、最も多かったのは「家族と食事しているとき(57.3%)」だった。また、「家族と買い物しているとき(29.6%)」や「家族とドライブしているとき(24.9%)」と回答した人も多く、食卓を囲んで談笑したり、家族との外出などが幸せを実感するシーンとなっていることがわかった。

末子の成長段階別にみると、乳幼児がいる層では、「子どもの成長を感じたとき(65.5%)」が最多回答となり、生まれたばかりの赤ん坊だった我が子が、日々成長していく姿に"かけがえのない幸せ"を感じていることがうかがえた。

かけがえのない経験1位は「子どもの誕生」

「今までの人生で"かけがえのない経験"だと思うこと」

続いて、今までの人生で"かけがえのない経験"だと思うことを教えてもらったところ、「子どもの誕生(72.4%)」が7割を超えて最多となった。また、次いで「子育て(55.0%)」と続き、子どもの誕生や子育ての経験が、なにものにも代えがたい心の財産となっていることが読み取れた。続く3番目には、「結婚・結婚式(46.1%)」がランクイン。人生の一大イベントのひとつとして、心に残る大切な想い出になっている様子。また、「家族旅行(36.2%)」や「新婚旅行(19.9%)」といった家族との旅行も上位となった。

年代別では、「子どもの受験・進学」が50代で22.0%、60代で20.5%という結果に。子どもの受験や進学が、大切な経験として心に残っているという人も少なくなかった。

プロポーズを決心した理由は?

「パートナーにプロポーズしようと決心した理由」

次に、新たな家庭を築く原点である結婚。そのきっかけとなるプロポーズに関する調査を実施した。まず、プロポーズをした男性(406名)を対象に、パートナーにプロポーズしようと決心した理由について尋ねたところ、最も多かったのは「かけがえのない存在だと実感したから」(43.6%)だった。

この結果を、最近、自分は現金離れしている"キャッシュレス派"だという人と、そうではない"現金派"とで比較したところ、「かけがえのない存在だと実感したから」では、キャッシュレス派35.4%、現金派47.3%と、現金派のほうが高い割合となった。一方、「一緒にいる日常がかけがえのない毎日だと気付いたから」では、キャッシュレス派30.4%、現金派19.1%と、キャッシュレス派のほうが高い結果に。現金派はパートナーの存在そのものを、キャッシュレス派はパートナーと過ごす毎日を、それぞれ代えのきかないオリジナルなものであると実感して、プロポーズしようという想いを確固たるものとしていることが伺い知れる結果となった。

プロポーズは「シンプルにはっきりと」

「憧れるプロポーズ」

続いて、プロポーズを失敗した経験があるか聞いた結果、約4割の男性が「ある(37.9%)」と回答した。そこで、成功率が高いプロポーズとはどのようなものかを探るため、女性に対して「憧れるプロポーズ」について聞いたところ、断トツで「シンプルに気持ちを伝えるハッキリしたプロポーズ(51.8%)」がトップとなり、次いで「心がほっこりする癒し系のプロポーズ(28.4%)」と続いた。

ちなみに、できれば避けたいプロポーズとして、「遠回しでハッキリわからない微妙なプロポーズ」や「女性(自分)から伝える逆プロポーズ」が上位に挙がった。