4人組バンドのSEKAI NO OWARIが、24日深夜に放送された日本テレビ系バラエティ番組『バズリズム』(毎週金曜24:30~)にゲスト出演し、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)の主題歌として書き下ろした新曲「ANTI-HERO」の制作秘話を語った。

SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase

29日に8枚目のシングルとして発売される同曲。「Dragon Night」以来、約9カ月ぶりのシングル曲となり、「悪役のラブソング」をテーマに「大切な人を守るときに、ためらいたくない、世間の目なんか気にしたくない」という気持ちを込めて、ボーカルのFukaseが英語歌詞で書き下ろした。

まずは、4人で未完成段階の映画を観てイメージを固めるところからスタート。映画の制作サイドからの指示は「全くなかった」そうで、Fukaseは「すごく壮大な物語。自分たちの今までの曲をいくらはめても、どれも近い曲はなかった」と振り返った。

このことから「自分たちの作風をガラッと変えなければ」と決断。「今まで日本語がハマらないメロディはボツにしてきた」と明かし、「今回は日本語がハマらないけれど、それを英語でやるのが正解じゃないか」という結論にたどりつき、英語歌詞の楽曲が誕生したという。