女優の泉ピン子が、東海テレビ・フジテレビ系の昼ドラに初出演することが23日、分かった。8月3日スタートの遼河はるひ主演『癒し屋キリコの約束』(毎週月曜~金曜13:25~13:55)に、第1回ゲストとして登場する。

連ドラ初主演の遼河はるひ(左)と、フジ系昼ドラ初出演の泉ピン子

同作は、森沢明夫の同名小説が原作。悩みを解消する代わりに、大金を奉納させている喫茶店「昭和堂」のオーナー・キリコ(遼河はるひ)の周りで巻き起こる物語だ。

2話完結形式で、泉は最初のゲストとして登場し、嫁とバトルを繰り広げる姑の五島良枝を演じる。ある日、西牟田恵演じる五島百合子が、義母・良枝との不仲を、キリコに相談。キリコは、良枝を店に呼び、2人にお互いの欠点を言い合いさせ、先に泣いた方が負けというルールでバトルを始めさせる。

泉は「『マッサン』で意地悪な姑を演じたのがきっかけで、この話をいただいたのかもしれませんね」とボヤきながら、「今回も嫁とのバトルシーンがたっぷり。楽しい場面にしたいですね」「大いに嫁いびりを楽しみたいと思います」と、初出演ながら、昼ドラならではの演技を予告している。

連ドラ初主演の遼河は、最近出演が多いバラエティ番組での経験を生かしながら、"キリコ像"を作っていきたいと抱負。「一度見たら病みつきになり、毎日見ずにはいられなくなる作品だと思います」とアピールした。

このほか、「昭和堂」の店長・カッキーこと柿崎照美役で出演する前田亜季は「カッキーがどんなものを抱え、生きてきたのかを注目していただけたら」と見どころを紹介。キリコの協力者であるバイク便ライダーのイケメン・上山涼役を演じるA.B.C-Zの戸塚祥太は「ぼくがイケメンでいいのでしょうか(笑)」と謙そんしつつ、「撮影までに自分にでいることをしっかり準備したい」と語っている。

なお、今後、A.B.C-Zのメンバーである、橋本良亮もゲスト出演する予定で、戸塚は「(橋本は)相当気合が入っているので、彼のパワーに負けないよう、ぼくも涼を演じていきます」と意気込みを示した。