一度モノを置いてしまうと、掃除をする時に移動させるのがおっくうになりますよね。裏側にホコリがたまっていることがわかってても、いつも「見なかったこと」にして、その周りだけパパッとキレイにして掃除を済ませていませんか? でも、100均のスノコを使えば収納も掃除もラクになります!

「スノコ」と「キャスター」のみ!

そんなに大きくないのに「動かしたくない物」ランキング1位に入りそうなのが炊飯器。置きっ放しにする使い方が一般的なので、そんなに頻繁に裏側を掃除することはないかもしれません (面倒ですし)。でも、その裏側はしっかりと汚れていますよね。

そこで便利なのが、100円ショップで入手できる「スノコ」と「キャスター」。これを写真のように両面テープやボンド (これらも100均でOK!)でくっつけて、可動式の収納スペースにしちゃいます (ネジだと板が割れてしまうことがあるのでオススメしません)。

なお、ボンドは必ず金属と木材の接着に対応したものを選び、キャスターを付けた後は完全に乾かしてから使用しましょう。

スノコとキャスター (いずれも100均でOK) をこのように両面テープなどで四隅にくっつけます

あとは、その上に炊飯器などをのせて、使う時に収納スペースから引っ張り出して、使い終わったら元に戻すといったことが容易になります。キッチンに限らず、リビングにある雑誌入れや観葉植物などをのせておくのもいいかもしれませんね♪ このようなちょっとした工夫で、お掃除がグッとラクになります。

割と重さのあるものでも大丈夫ですが、ネジどめしていないということはお忘れなく!

スノコって、100円ショップで見かけても、使い道がイメージできなかったのですが、意外と便利でステキなアイテムだということがわかりました。ちなみにこの方法、大きめのスノコなら (扇風機程度の重さのものなら) 押し入れでも活用できると思います!

教えてくれたのは……

収納コンサルタント 岩佐弥生さん

株式会社アイギルド 代表。整理収納講師・整理収納アドバイザー。司会者・ナレーター・レポーターとしても活動し、テレビやラジオ、イベントへの出演多数。また、企業や認定講座での実績も豊富。自身が「片付け下手」だった経験を生かし、同じ目線での話し方が好評。最近は、ムック本やキッチンメーカーの収納監修、ファーストフードチェーンのコンディメントボックス、収納ラベルシールのデザイン提案も手掛けている。


執筆:Cana
フリーランスのライターです。フラを踊り、絵を描き、中学生の息子を持つガテン系の母でもあります。人生は冒険。頭の中はいつでも南国の風が吹いています。どこにいてもたくさん笑ってのんびり楽しく暮らしています。

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