初日を迎えた舞台『じょしらく』の公開稽古が18日、東京・渋谷区のAiiA 2.5 Theater Tokyoで行われ、出演者でアイドルグループ・乃木坂46のメンバー13人が出席した。

舞台『じょしらく』の公開稽古を行った前列左から、山﨑怜奈、堀未央奈、斉藤優里、伊藤万理華、星野みなみ、後列左から、中田花奈、佐々木琴子、井上小百合、齋藤飛鳥、能條愛未、衛藤美彩、中元日芽香、北野日奈子

28日まで上演中の本作は、久米田康治の漫画を舞台化したギャグ・コメディ。女子落語家たちが、寄席の楽屋で他愛ない会話を繰り広げる――という内容で、乃木坂46メンバー15人が3チームに分かれて、トリプルキャストに挑戦している。

公開稽古前に行われた記者会見に、役衣装で登場した斉藤優里は、「それぞれ不安な事はあるけど、良い本番が迎えられそう」と初日にワクワク。また、トリプルキャストについて、伊藤万理華が、「チームごとの個性を見てほしい」とアピールすると、山﨑怜奈は、「原作ファンの方に、『乃木坂46でやってくれて良かった』と思われるように頑張りたい」と気合を入れていた。

本作の稽古では、落語家の桂枝太郎が指導を行ったが、衛藤美彩は、「『何年も落語をやっているという意識を持って頑張って』と言われました」とにっこり。報道陣に、落語が最も上手なメンバーを聞かれ、全員一致で名指しされた能條愛未は、「プレッシャーじゃん!」と照れ笑いを浮かべつつ、「師匠にも『アイドルを辞めて、落語家になれば?』ってガチなオファーを頂きました。うれしいですね!」と自慢げに明かしていた。