ダイハツ工業は18日、軽オープンスポーツカー「コペン」の3つ目の意匠となる「コペン セロ(COPEN CERO)」と、「コペン エクスプレイ」の上級グレード「コペン エクスプレイ S」を発売した。

ダイハツ「コペン セロ」は丸目のヘッドランプが特徴

「コペン セロ」は、先行して発売された2つの意匠と骨格・足回りなどを同一にしながら、「親しみやすさと躍動感の融合」をコンセプトにした流れる雫のような一体感ある外観デザイン「フローイングドロップシルエット」を採用した。

「コペン セロ」と「コペン ローブ」は外板パーツなどの交換が可能

同車の特徴である丸型ヘッドランプには、ひとつの光源でハイビームとロービームの切替えが可能な「Bi-Angle LEDヘッドランプ」を軽自動車で初採用。内装は、インパネを水平基調の「ストレートフレーム」とすることでスポーティなイメージを追求した。

今回発売した「コペン セロ」と、2014年発売の「コペン ローブ」は、ドアを除く樹脂外板11パーツ、ヘッドランプやリヤコンビランプなどの灯火器類を交換することが可能だ。量産車(累計販売台数1,000台以上)として世界初の試みとされ、「DRESSパーツ」がディーラーオプションで設定する。「コペン ローブ」から「コペン セロ」へ交換する場合、35万円前後(フルセット)で10月の発売を予定している。

なお、「コペン エクスプレイ」用の「DRESSパーツ」についても、今年の東京オートサロンで出展したD-SPORT「ストリート仕様」の発売が予定されているとのこと。その他、一部のパーツ変更などを気軽に楽しめる「DRESSパーツ」も、10~20万円程度で10月からの販売が予定されている。

「コペン セロ」発売に合わせ、メーカーオプションとしてダイハツ独自の「Dラッピング」も設定(画像は「Dラッピング」を施した「コペン セロ」「コペン ローブ」「コペン エクスプレイ」)

あわせて発売される「コペン エクスプレイ S」は、パドルシフト(CVT車)、レカロシート、MOMO製革巻ステアリング(メッキオーナメントシルバー加飾付)、ビルシュタイン製ショックアブソーバー(リヤオーナメント付)、マルチリフレクターハロゲンフォグランプを標準装備。インナードアハンドル・パーキングブレーキボタン・エアコンレジスターノブにメッキ加飾が施されている。

価格は、「コペン セロ」が185万2,200~187万3,800円、「コペン エクスプレイ S」が199万8,000~201万9,600円(ともに税込)となっている。

「コペン エクスプレイ S」