床に物を置いていると、掃除しづらいし転ぶし、避けて通るのが面倒だし、何よりどんどん片付け下手になっていくので、できるだけ床置きはしないように心がけています。ですが、そのためには「床に置かなくてもいい状態」を作らねばなりません。頻繁に使うものを棚に収納……は大げさ。ここでは、子供も一緒に参加できる、S字フックを使った方法を紹介します。

取り付け位置の調整で、子どもも整理整頓に参加させる!

今回のアイデアは、100円ショップで入手できるS字フックを使った方法です。単に壁にフックを取り付ければいいだけなのですが、ここでのポイントは、「子どもも整理整頓に参加させる」ことです。

どこにでも売られているS字フック

子どもがいる場合は、バックや衣類(冬場は上着類)が床に放置された状態になっているのが、ご家庭でよくある光景だと思います。お母さんが子どもたちを怒鳴りながら!? 片付けることが多いかもしれませんが、自分のものは自分で片付ける……ようにさせるべきですよね。

そこで試しに、縦長のラック横に数カ所、子ども(わが家の場合は幼稚園児)の手に届く位置にS字フックを取り付けてみました。

子どもの手が届く位置に、S字フックを取り付けてみました

すると……特に教えたわけでもないのですが、子どもがS字フックの場所を「定位置」として覚え、以降、バッグや衣類をここに引っかけてお片付けをする習慣が身に付きました。

筆者はこれに気をよくして、お風呂場にもS字フックを導入しちゃいました。このS字フックには、スポンジなど、水回り用の掃除道具の置き場所にしてます。このように、子どもが触れるべきではないものは、子どもの手が届かない位置にS字フックを取り付ければOKです。

お風呂場にもS字フック導入!

一時的な保管場所の確保にS字フックは最適だと思いますが、今回のアイデアのように、子どもたちが床置きせずに済むしくみを作る方法としてのS字フック活用はオススメです。

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