学情は17日、「就職人気企業ランキング」の結果を発表した。調査期間は3月1日~28日、対象は2016年3月卒業修了予定の全国の大学生・院生1万2,808名。

「就職人気企業ランキング」の結果を発表

総合1位はANA

調査の結果、首位は「ANA(全日本空輸)」(昨年3位)。2位は総合商社の「伊藤忠商事」、3位は「オリエンタルランド」、4位は「JTBグループ」、5位は「三菱東京UFJ銀行」であった。

業界別に見ると、順位が上がったのは「総合商社」「銀行」「輸送用機器」「電気機器」「食品」「機械」など。「総合商社」は「伊藤忠商事」(昨年5位)と「丸紅」(昨年16位)の2社がトップ10に入った。一方、「サービス業界」「放送業界」は順位を落とした。昨年は学生からすると華やかな業界が上位をしめたが、今年が堅実なイメージがある業界がランクアップする結果となった。

文理・男女別ランキングは?

文理別に見ると、文系トップ3は「ANA」「伊藤忠商事」「JTBグループ」。理系では「サントリーホールディングス」「資生堂」がトップ3であった。

男女別に見ると 、男子は「伊藤忠商事」「丸紅」「JR東日本(東日本旅客鉄道)」が上位。女子は「ANA」「オリエンタルランド」「資生堂」がトップ3となった。