日産自動車は3日、「2015ニューヨーク国際オートショー」にて新型「マキシマ」を披露したと発表した。8代目となる同車は昨年の北米国際自動車ショーで披露した「スポーツセダンコンセプト」をモデルに、日産の最先端技術を搭載している。

新型「マキシマ」

新型「マキシマ」は優れた走行性能、最新のデザインを誇り、中型セダンセグメントに新基準を打ち立てる革新的な「4ドアスポーツカー」に。エクステリアは「スポーツセダンコンセプト」で提示した新しい基本設計概念にもとづき、ワイドアンドローによるスポーティなプロポーションを実現。Vモーショングリルやブーメランシェイプのランプなど、「最新のニッサンデザインランゲージを余すことなく表現」したという。

インテリアにおいては、コンソール上の「ディスプレーコマンダー」がスポーティさを感じさせる一方、素材や仕上げにこだわった作り込みでプレミアム感を表現。日産ブランドのセダンで初めて1.2GPa級高成形性超ハイテン材を採用し、ハンドリングと乗り心地を向上させた。新型3.5リッターV6エンジンが搭載され、前型モデルのエンジンに対して約6割の部品を新規に採用し、15%の燃費向上を実現している。

新型「マキシマ」は米国・テネシー州のスマーナ工場で生産され、今夏発売予定。5グレードをそろえ、価格は3万2,410ドル(USドル、日本円で約388万円)からとなる。