俳優のジョージ・クルーニーが主演を務めるディズニー最新作『トゥモローランド』(6月6日公開)の予告編がこのたび完成し、その内容が発表された。

『トゥモローランド』に出演するブリット・ロバートソン(上)と、主演を務めるジョージ・クルーニー(下)

本作は、これまで、ウォルト・ディズニーが残した謎のプロジェクト、すべてが可能になる理想の未来"トゥモローランド"をめぐって繰り広げられる物語。完成した予告編では、ジョージ・クルーニー演じるフランク・ウォーカーが、11歳の時に"イッツ・ア・スモールワールド"に隠された入り口から"トゥモローランド"に行ったことがあるらしいということ、未来を夢見る少女・ケイシーが謎のピンバッジを託されて"トゥモローランド"を目指すということが明らかになる。

また、"トゥモローランド"は、ウォルト・ディズニー、アインシュタイン、エジソンなどの世界中の天才たちが作った世界で、未来でなく世界のどこかにある、すべてが可能になる秘密の場所で、ディズニーランドは、本物の"トゥモローランド"を隠すために存在してるということが読み取れる。そして、"トゥモローランド"の謎を解くことが人類の未来につながり、それがフランク、ケイシーと謎の少女アテナの3人に託される。このように、より深まっていく謎とともに、ディズニーランドにある1テーマパークとしての"トゥモローランド"が、現実としても存在しているようなリアルな映像となっている。

この謎に包まれた本作の監督を務めるのは、ディズニー/ピクサーの『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』や、アクション大作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で実写映画デビューを飾った、アカデミー賞監督のブラッド・バード。製作と脚本は、海外ドラマ『LOST』のクリエーターの一人で、『スター・トレック』シリーズや『プロメテウス』などを手掛けた、デイモン・リンデロフが担当する。

そして、"トゥモローランド"の存在を知る男・フランクを演じ、ディズニー映画初出演を飾るのは、ジョージ・クルーニー。さらに、フランクとともに"トゥモローランド"の命運を握る少女・ケイシー役には、TV『アンダー・ザ・ドーム』のブリット・ロバートソン。謎の少女・アテナ役に、『スノー・ホワイト』のラフィ・キャシディ。役柄は明かされていないが、TVシリーズ『Dr.HOUSE』のヒュー・ローリーらも出演する。

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