お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、2日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(毎週月曜21:00~21:54)で、先輩コンビ・チュートリアルの徳井義実が小説家デビューに影響を与えていたことを明かした。

徳井義実(左)が作家デビューの恩人だと明かした又吉直樹(右)

番組では、小説家デビュー作『火花』(3月11日発売)がベストセラー作家に匹敵する初版15万部で発売されることとなり、注目を集めている又吉の私生活に密着。その中で又吉は、小説家デビューにつながった恩人として、チュートリアル・徳井義実の名前を挙げた。

10年前、お笑い専門チャンネル『ヨシモトファンダンゴTV』の番組『ワイ!ワイ!ワイ!』でチュートリアルがMCを務める曜日にアシスタントとして出演していたピース。その時、又吉は大好きな小説家・太宰治の話を舞台上でよくやっていたが全然受けず、「太宰の話はせん方がええんやろうな」と考えたという。

ところがその番組で、昼という時間帯にも関わらず、徳井がずっとわいせつなことを言い続けている姿を見て、「好きなことは言い続けた方がええんやな」と感じたという又吉。「『太宰好き』はちゃんと言っていこう」と決意し、言い続けた結果、小説家デビューにつながったと語った。