Finatextはこのたび、楽天証券とパートナーシップを組みリリースした、新感覚株アプリ「あすかぶ!」のユーザー総数が14日時点で、累計1万人を突破したと発表した。

「あすかぶ!」は、主に若年層の株取引に興味がある人や、株の初心者などをターゲットとした株式教養アプリ。1日1つ指定される銘柄の翌営業日の株価(「あす」の「かぶ」価)が上がるか下がるかを予想することが主な機能としており、初心者でも判断しやすいように、指定銘柄のチャート、企業の説明、ニュース、そしてユーザーのコメントを確認できるタイムライン(みんなの声)などのコンテンツを用意しているという。

また、デザイン面でも初心者などのユーザーに抵抗がないようにポップで親しみやすいデザインに仕上げているという。ユーザーがユーザー自身の予想が的中することで経験値を得ることができ、それに応じてレベルの上昇や実績バッジの獲得が行われる。

2014年よりスタートしたNISA、近年の企業の確定拠出年金制度の限度額拡大など、日本全体での「貯蓄から投資へ」の動きはかつてないほど大きなものになっているという。

楽天証券においては、30代までに占める金融資産の規模は全体のごく一部ではあるものの、若年層のオンライン証券での口座開設数は増加傾向にある。ただし、依然として投資のハードルが高いと感じている若年層は多く、「あすかぶ!」はそのような若年層の金融リテラシーの底上げを実現するために誕生したという。

Finatextと楽天証券は継続して機能の改善や拡充を行い、ユーザーの利便性向上に努めていくとしている。