うどんミュージアムは12月5日、大阪府大阪市にうどんのテーマパーク「大阪うどんミュージアム」をオープンした。

「大阪うどんミュージアム」店内イメージ

同施設は「江戸村のお祭り」をイメージした雰囲気のフードテーマパークで、全9店が並ぶ。販売するフードメニューは「うどん」のみで、製法やだしがそれぞれ異なる全国各地のうどんをフードコート形式で提供する。

同施設で提供するうどんは、「きのこうどん」(群馬県)・「讃岐カレーうどん」(香川県)・「伊勢うどん」(三重県)・「かすうどん」(大阪府)・「なるちゅるうどん」(徳島県)・「京うどん」(京都府)・「ひもかわうどん」(群馬県)・「かしわうどん」(福岡県)。

「江戸村のお祭り」をイメージした雰囲気

店舗によってそれぞれ麺のタイプが異なり、「きのこうどん」の麺には1杯に140gの生キノコが含まれているという。「伊勢うどん」は極太麺で、「なるちゅるうどん」は1本の麺に細い部分・太い部分があり不ぞろいな形、「ひもかわうどん」の麺は幅約10cm、厚み2mmと非常に変わった形が特徴となっている。

だしや具材もさまざまで、「京うどん」のだしは京都丹波のしょうゆとカツオぶし・昆布からとっている。「かしわうどん」は甘辛く味付けした鶏肉のだしが特徴的で、「讃岐カレーうどん」にはゴロゴロとしたスジ肉が入る。また、「かすうどん」のだしの中には、牛の小腸(ホルモン)を脂が抜けるまでじっくり素揚げした「油かす」が入っている。

今後は大阪に続き、2015年には東京でも「東京うどんミュージアム」のオープンを目指すという。