広島県は10月11日、クライマックスシリーズ(CS)進出を決めた広島東洋カープを応援するためのパブリックビューイングを、東京都・銀座にある広島ブランドショップ「TAU」にて行った。

バイオリンの演奏をする「カープ女子」の天野恵さん(中央)と天野さんを見守るお笑いコンビ「ヴェートーベン」

同イベントは、23年ぶりの日本シリーズ進出を目指すカープを、広島県産の素材を用いた「泣けるほど旨い泣きメシ」を食べながらファンに応援してもらいたいという思いから、企画されたものとのこと。

関東付近のカープファン50人が応援

当日は、関東近辺の熱烈なカープファン50人が応援に集結。「チャンスで焼けばカキーン! とヒット! 広島県産焼き牡蠣」「詰まってもポテッと落ちて、ポテンヒット! 音戸ちりめんアンチョビポテト」などの、イベント用に作られたオリジナルメニューを食べながら、大型ビジョンでカープ対阪神タイガースの試合を観戦した。

特別ゲストとして、広島県出身のお笑いコンビ「ヴェートーベン」と、さまざまなメディアにも取り上げられるようになった「カープ女子」を代表して天野恵さんもイベントに参加。プロのバイオリニストでもある天野さんによるカープ応援歌の生演奏なども披露された。

当日は、広島県の素材を用いたグルメも提供された

ただ、熱い声援もむなしくこの日は0-1でカープはタイガースに惜敗。翌12日も0-0の引き分けに終わったため、カープのCSのファーストステージでの敗退が決定した。悲願の日本シリーズ進出はならなかったが、この日のパブリックビューイングはコイ党で大盛り上がりだった。