三菱ふそうトラック・バスはこのほど、ドイツのハノーバーで9月25日~10月2日の8日間に開催される『第65回IAA国際商用車ショー2014』に、2台のダイムラー・トラック・アジアの戦略車や、小型電動トラック「キャンター E-CELL」をはじめとする小型トラック7台を出展すると発表した。

「FJ 2528」左ハンドル仕様車

バーラト・ベンツ「3143」

ダイムラー・トラック・アジアの戦略車は、アジア・アフリカのみならず中東・ラテンアメリカ向けの車両として開発した総重量25トンの新型FUSO「FJ 2528」左ハンドル仕様車と、メルセデス・ベンツの「Axor」をベースに鉱山向けのプレミアムな車両として2015年にインド国内での発売を予定している新型バーラト・ベンツ「3143」(参考出品車)の2台で、展示はダイムラーブースにて行われる。

「キャンター E-CELL」

小型トラックでは、3種類のドライブシステムが選択できる「キャンター」7台を出展。最新型キャンターのシャシーをベースに電動小型トラックとして開発したキャンター E-CELLは、100㎞以上の走行距離や最高出力110kw(150馬力)、最大トルク650Nmの能力を持ち、GVW6t、積載量3tを実現している。そのほか、従来型モデルと比較して最大23%の燃費向上や運用コスト低減を実現する「キャンター エコ ハイブリッド」、ユーロVIとユーロVb+排出基準に適合した「キャンター」のディーゼルモデル、積載効率に優れた車両総重量8.55tモデル、4WDモデルなどが出展される。