俳優の斎藤工と女優の貫地谷しほりが、チャウ・シンチー監督最新作『西遊記~はじまりのはじまり~』(原題:西游降魔篇)で映画吹き替えに初挑戦することがこのほど、明らかになり、本作の日本公開日も11月21日に決定した。

上がウェン・ジャン演じる妖怪ハンター・玄奘(右)と吹き替えを務める斎藤工(左)、下がスー・チー演じる女妖怪ハンター・段(右)と吹き替えを務める貫地谷しほり(左)

『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督が6年ぶりにメガホンをとり、2013年中国映画興行記録1位に輝いた本作は、シンチー監督が『西遊記』を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを生み出した妖怪娯楽エンターテインメント。また、日活と東宝東和がタッグを組み、ハイクオリティなアジア映画を日本に届ける「GOLDEN ASIA」レーベルの第1作目となる。

そしてこのたび、本作の日本語吹き替えキャストが決定。斎藤は、後に三蔵法師と名を改めることとなる主人公の妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)を演じ、貫地谷は、『西遊記』には登場しない映画オリジナルキャラクターの女妖怪ハンター・段(スー・チー)を演じる。

斎藤は「チャウ・シンチー作品ファンとして、この近年アジア映画で最も劇場で体感すべきこの『西遊記』。好奇心と責任感とを持ち命を吹き込ませていただきます」と期待感を示し、貫地谷も「大好きなチャウ・シンチーさんの作品にこのような形で参加できるとは思いもよりませんでした! 初めての映画の吹き替えのお仕事、心と気合を詰め込みまくりたいと思います!」と意気込んでいる。

なお、『西遊記~はじまりのはじまり~』のジャパンプレミアとして、9月12日~16日に浅草公会堂で開催される「第7回したまちコメディ映画祭in台東」のオープニング特別招待作品として日本初上映されることが決定している。

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