マイボイスコムはこのほど「パン屋・ベーカリーショップ」に関する調査の結果を公表した。同調査は7月1日~5日にインターネットにて実施、1万991件の回答を得た。

ベーカリーショップでのパン購入頻度は、「週1回以上」が3割強

ベーカリーショップでのパン購入頻度は、約8割に

ベーカリーショップでパンを購入する人は8割、女性や高年代層で多い傾向だった。購入頻度は「年に数回程度」が24.0%、「週1回以上」が2割強。女性50代以上では、「週1回以上」が3割強。

ベーカリーショップでパンを購入する理由は、「味がよい」(72.7%)のほか、「焼き立て・出来立てを食べたい」「品質がよい」「品数・種類が豊富」「パンの香りがよい」「ベーカリーにしかないパンが食べたい」が各2~4割で上位にあがっている。「ベーカリーにしかないパンが食べたい」は、女性が男性を約14ポイント上回った。

もっともよく利用するベーカリーショップは、「スーパー・ショッピングセンター」

ベーカリーショップ利用者にもっともよく利用する店舗の場所を聞いたところ、自宅周辺や自宅最寄駅付近の「スーパー・ショッピングセンター・百貨店内の店舗」が多くなっている。「自宅最寄駅の駅前や駅構内」は関東以外では少ない傾向となった。

もっともよく利用するベーカリーショップは、「スーパー・ショッピングセンター・百貨店内の店舗」

購入する時間帯は、「昼(11時~13時台)」が34.9%、「午後(14時~16時台)」「夕方(17時~18時台)」が各2割強。「路面店」利用者では「昼」、「(勤務先・学校の最寄駅付近)スーパー・ショッピングセンター・百貨店内の店舗利用者では「夕方(17時~18時台)」が多かった。

利用するベーカリーの選定基準は、「味がよい」が7割に

もっともよく利用するベーカリーショップの近くにもう1店ベーカリーショップができたという前提で、利用する店舗の選定基準を聞いた。「味がよい」(70.3%)のほか、「好みの種類のパンがおいてある」「手頃な価格」「パンの種類が多い」が各4~5割で上位にあがった。女性の比率が高い項目が多く、「好みの種類のパンがおいてある」は約16ポイント、「手頃な価格」「商品の見た目がおいしそう」は約8~9ポイントの男女差となっている。

「ベーカリーショップの不満・要望」について、「トレーとハサミの衛生面が気になるので、使ったあとのサッとふきではなく殺菌してほしい」(女性47歳)、「試食ができないところもあるので、増やしてくれたら新しい味にも挑戦しやすい」(女性30歳)、「価格の基準がわからない。すごく高いのにおいしくない時がある」(男性39歳)、「焼き上がりの時間を教えてほしい。過剰な包装をやめてもいいと思う(一個一個袋に入れるのは環境によくないと思う)」(女性27歳)などのコメントが寄せられた。