米BOX OFFICE MOJOは7月25日~7月27日の全米週末興業成績を発表した。

スカーレット・ヨハンソン主演、リュック・ベッソン監督という初タッグとなるサイキックアクション『LUCY/ルーシー』が初登場首位にランクイン。マフィアの闇取引に巻き込まれてしまったごく普通の女性が、アクシデントにより通常は10%しか機能していないと言われる脳を100%活性化されたことにより超人的な能力を開花し、マフィアの計画の阻止に挑むストーリー。主人公を見守る脳科学者役としてモーガン・フリーマンも出演している

(C) Universal Pictures

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2位も初登場の『ヘラクレス』。『G.I.ジョー』『ワイルド・スピード』シリーズで知られるWWEのザ・ロックこと、ドウェイン・ジョンソン主演のアクションアドベンチャー大作。古代ギリシャの全身筋肉の英雄・ヘラクレスの成長の物語を『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のブレット・ラトナー監督が描く。

2週連続トップの座に就いていた『猿の惑星 新世紀』は3位に降格。以下4位『The Purge: Anarchy(原題)』、5位『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』、6位『Sex Tape(原題)』、7位『トランスフォーマー/ロストエイジ』までのラインナップはそれぞれ2ランクずつダウンした。

その他8位初登場の『And So It Goes(原題)』は、 ロブ・ライナー監督、マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン、スターリング・ジェリンズ主演のコメディ。10位初登場の『誰よりも狙われた男』は、ジョン・ル・カレの同名小説を『コントロール』のアントン・コルベイン監督が映画化した作品。スパイ容疑を掛けられたチェチェン人の亡命劇を描き、今年2月に死去したフィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作となった。

全米週末興行成績TOP 10(7月25日~7月27日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 LUCY/ルーシー 4,402万5,000ドル 同左 8月29日 1
2 ヘラクレス 2,900万ドル 同左 10月 1
3 1 猿の惑星 新世紀 1,640万ドル 1億7,208万9,000ドル 9月19日 3
4 2 The Purge: Anarchy(原題) 989万6,000ドル 5,127万2,000ドル 未定 2
5 3 プレーンズ2/ファイアー&レスキュー 930万3,000ドル 3,512万1,000ドル 公開中 2
6 4 Sex Tape(原題) 597万5,000ドル 2,687万7,000ドル 未定 2
7 5 トランスフォーマー/ロストエイジ 460万ドル 2億3,635万2,000ドル 8月8日 5
8 And So It Goes(原題) 455万2,000ドル 同左 未定 1
9 6 Tammy(原題) 340万ドル 7,814万7,000ドル 未定 4
10 誰よりも狙われた男 271万7,000ドル 同左 10月 1