アイ・オー・データ、エコノミーかつエコロジーなスイッチングハブ

アイ・オー・データ機器は9日、省電力機能を搭載したスイッチングハブの5ポートモデル「ETX-ESH05」と8ポートモデル「ETX-ESH08」を発表した。ともに7月下旬より発売する。価格は前者が税別1,600円、後者が税別2,200円。

「ETX-ESH05」シリーズは、省電力機能が充実した10BASE-T/100BASE-TX対応の5ポートスイッチングハブ。価格は1,600円(税別)。

アイドル時の消費電力を抑える「EEE技術」を搭載するほか、ポートの使用状況にあわせて電力を自動調整する。待機時で最大約77％、通信時で約33％の電力を節約する。データ転送方式はストア&フォワード方式を採用。フローコントロール機能では送信側の転送速度が速い場合、受信側のデータ処理が遅れることによるデータの損失を防ぐ。

全二重通信に対応し、送受信それぞれに独立したデータ転送を実行。送られてくるパケットのMACアドレス情報を調査してパケットの送受信先を学習する「ローカルアドレス学習機能」も搭載する。Macアドレステーブルは2048エントリ。最大パケット転送レートは100BASE-TXが148,810pps、10BASE-Tが14,881pps。本体サイズはW89×D66×H25mm、重量は約85g。

「ETX-ESH08」シリーズは、ポート数が8ポートのモデル。価格は2,200円(税別)。ポート数以外の機能は「ETX-ESH05」シリーズとほぼ共通だ。本体サイズはW150×D80×H30mm、重量は約140g。