東京商工リサーチはこのほど、2014年6月27日16時現在で確認された有価証券報告書において、キョウデンの橋本浩氏の役員報酬額が12億9,200万円で首位となり、日産自動車のカルロス ゴーン氏による2年連続役員報酬額トップがなくなったと発表した。

2014年3月期決算2,469社のうち、27日16時現在で2,038社が有価証券報告書を提出。このうち、役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行ったのは150社、人数は273人となった。2013年3月期と2014年3月期決算で連続して個別開示された役員は167人で、うち119人が前年に比べて役員報酬額が増額。新たに開示された役員は106人だった。

役員報酬が最も高額だったのは、キョウデンの創業者である橋本浩氏で12億9,200万円。以下、カシオ計算機の創業者の樫尾和雄氏が12億3,300万円、同じくカシオ計算機の樫尾幸雄氏が10億8,300万円、武田薬品工業のフランク・モリッヒ氏が10億1,600万円、日産自動車のカルロス・ゴーン氏が9億9,500万円と続いた。

役員報酬ランキング(出典:東京商工リサーチWebサイト)

企業別に見ると、三菱電機が過去最多の18人(前年1人)でトップ。次いで、三井物産が8人(同4人)、野村ホールディングス(同5人)とトヨタ自動車(同3人)が各7人、大和証券グループ本社が5人(同6人)となった。

2014年3月期は各企業が好業績を発表しており、開示人数・社数ともに前年に迫る勢いにあることから、個別開示は大幅に増加する見通しだ。