来日中の女優アンジェリーナ・ジョリーが23日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた主演映画『マレフィセント』のジャパン・プレミアに登場した。

ジャパン・プレミアに登場したアンジェリーナ・ジョリー

本作は、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセントが、オーロラ姫に"永遠の眠り"の呪いをかけた本当の理由を解き明かし、呪いが生んだ究極の愛の物語を描いた作品。ジャパン・プレミアには主人公マレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーと、オーロラ姫を演じたエル・ファニングが出席した。

アンジーは、ベルサーチの黒いドレスに身を包んでレッドカーペットに登場。駆けつけた約2500人のファンから大歓声が沸き起こる中、握手や写真撮影に応じた。その後、エル・ファニングと共に、『眠れる森の美女』の城を再現したステージに登壇。本作について「非常に独創的。主人公が悪役というのは珍しい」と述べ、「いじめを受けても、落ち込んでも、愛によって乗り越えられるという強いメッセージが込められている。それはすべての人へのメッセージですが、特に子供に対してだと思います」と、作品に込められたメッセージを語った。

そして、自身と、演じたマレフィセントには「共通点が多い」と言い、「私もかなり闘志を燃やすというか、戦いを挑む時がある」とコメント。「若いころは自分に対しての戦いを挑んだりするけれど、子供ができるとその戦いが子供のためのもの、愛するものを守るための戦いになる」と語り、「マレフィセントとの共通項として、子供によって、愛によって目覚めるというのがあったと思う」と加えた。

また、「昨日は子供たちと一緒に、キディランドに行き、そのあと渋谷でしゃぶしゃぶをいただいておいしかったわ」と前日に子供たちと東京を楽しんだことも明かし、「日本は大好きで何度も来ているけど、いつも時間が短すぎて。次回はもっと時間をとっていろんなところに行きたいと思っています」と語った。