小田急電鉄は20日6時、全線で運転を再開した。19日18時9分頃に相模大野駅で発生した脱線事故にともない、小田急線は新百合ヶ丘~相武台前間および相模大野~大和間で運転見合わせとなっていた。

20日6時から小田急線全線で運転再開された

運転再開後も小田急線は全線にわたってダイヤが乱れており、小田原線(新宿~小田原間)・江ノ島線(相模大野~片瀬江ノ島間)ともに90分程度の遅延が生じている。小田原線は各駅停車と準急のみの運転で、経堂~登戸間では準急も各駅に停車する。多摩線(新百合ヶ丘~唐木田間)は各駅停車のみの運転。東京メトロ千代田線への直通列車も、「当面の間見合わせます」とのこと。特急ロマンスカーは終日運転見合わせとなる。

列車の運休または運転区間の変更などが生じる場合もあり、終日混雑が予想されることから、「お時間に余裕を持ってお出かけくださいますようお願い申し上げます」と小田急電鉄。他社線への振替輸送は継続して実施するとしている。