ダイハツ工業は、軽オープンスポーツカー「コペン」をフルモデルチェンジして、「コペン ローブ」と「コペン X(クロス)モデル」という2つのでデザインモデルを設定。6月19日にコペン ローブを発売し、コペン Xモデルは2014年秋に発売すると発表した。

「コペン ローブ」

今回のフルモデルチェンジでは、新骨格構造「D-Frame」により、スポーツカーに求められる高い剛性を骨格のみで確保したうえで、外板を13個の樹脂パーツで構成して購入後のデザイン変更を可能にする内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」を採用。これらにより、"感動の走行性能"のほか、"自分らしさを表現できるクルマ"を実現したとして2つの異なる意匠を設定している。先行して発売されたコペン ローブは、スポーツカーとしての躍動感や流麗さを表現したモデルとなっており、コペン Xモデルは、新ジャンル感・アクティブ感を表現したとのこと。

また、新型コペンを生産する「コペンファクトリー」は、開かれた工場を目指して2014年夏からオーナー見学を可能にするほか、全国の販売会社店舗にコペン認定ショップ「コペンサイト」を設置。コペンサイトには、認定スタッフ「コペンスタイリスト」が常駐してコペンの楽しみ方を提案するほか、地域毎に新型コペンを満喫できるイベントを実施するとしている。

コペン ローブはターボエンジンを搭載し、駆動方式は2WDを採用。アイドリングストップを搭載したCVT車は179万8,200円、MT車は181万9,800円。