シャトレーゼの「みたらし団子」は、実は販売地域によって味が違う。となれば、一度はやってみたいのが「食べ比べ」。なんとシャトレーゼではこれから、普段はその地域でしか食べられないみたらし団子を、期間限定で食べ比べることができるという。三者三様のみたらし団子を、一歩先取りして食べ比べてみた。

3種のみたらし団子

食べ比べができるのは4日間!

同店のみたらし団子には、国産の有機丸大豆で仕込んだしょうゆと山梨県産のこしひかりを使用。団子にする直前に玄米を自家精米するなど、素材のみならず製法にもこだわっている。透明なプラスチックカップに4串が入っているので、複数人で分けて食べやすいのもうれしい工夫だ。

関東では「濃い口しょうゆ」、関西では「昆布だし仕立て」、九州では「特製和風だし」となっており、地域ごとの特色が出た味が楽しめる。

早速食べ比べてみよう。関東で販売している「濃口醤油のみたらし団子」は、2種類の厳選しょうゆをブレンドしたという、濃い目のたれが特徴。甘みも塩みも強めだが、しょうゆのうまみと香りがしっかりと引き立っている。団子自体もコシが強く、歯ごたえのある食感が濃い目の味付けによく合っていた。

「濃口醤油のみたらし団子」

濃厚なたれが特徴

関西で販売している「昆布だし仕立てのみたらし団子」は、はちみつのような薄めの色合いが特徴的。口に入れた瞬間、昆布だしの上品な風味がふんわりと広がる。さらっとした口当たりのたれは薄味ながら飽きのこない味わいで、柔らかな団子の食感もどこか優しげな一品だ。

「昆布だし仕立てのみたらし団子」

薄めの上品な仕上がり

九州の「特撰和風だしのやわらかみたらし団子」は、歯切れの良い団子の食感とともに、魚介だしの力強い風味と凝縮されたうまみを感じることができる一品。優しい甘みと深い後味のコントラストを楽しめる。

「特撰和風だしのやわらかみたらし団子」

魚介だしのうまみを凝縮

一見同じようなみたらし団子も、所変われば味も変わる。実際に食べ比べてみると、風味や口当たりがはっきりと違っていたので驚いた。

"食べ比べ"ができるのは、6月13日から16日までの4日間限定。シャトレーゼの店舗にて、関東・関西・九州の3つの味のみたらし団子をセットで販売するという。価格は432円(税込)で、他地域の味をばらで購入することはできないので注意が必要だ。また、販売は本州の店舗のみに限られる。

みたらし団子の食べ比べができる機会なんて、きっとそうそうないはず。ぜひ一度に挑戦してみてはいかがだろうか。