映画『六月燈の三姉妹』の初日舞台あいさつが31日、東京・シネマート六本木で行われ、キャストの吹石一恵、徳永えり、吉田羊、津田寛治、西田聖志郎が出席した。

左から、映画『六月燈の三姉妹』の初日舞台あいさつに出席した津田寛治、徳永えり、吹石一恵、吉田羊、西田聖志郎

本作は、老舗和菓子店のワケあり美人三姉妹が巻き起こすハートフルコメディ作品。客足減少で経営に苦しむ家族経営の和菓子店「とら屋」を舞台に、すでに離婚している両親、出戻りの長女・静江(吉田)、離婚調停中の次女・奈美江(吹石)、不倫中の三女・栄(徳永)の5人に、奈美江の夫・徹(津田)が加わり、店の再建に奮闘する――というストーリーで、映画は全国公開中。

離婚調停中という役柄に挑戦した吹石は、「大変かなと思ったけど、明るくて素敵なキャストのみなさんに囲まれて撮影できました」と振り返り、「しなやかにたくましく、一歩ずつ生きている家族。人間っていくつになっても愛らしいなと感じる作品」と笑顔でアピール。一方、休憩中も吹石らを「お姉ちゃん」と呼んでいたという徳永は、「最初から可愛がってくださって、ただただ甘えさせてもらった」と感謝しきりで、吉田は「色んなことを飲み込んでいる長女の苦労が分かった。いつもすみません」と、観客席に座っていた実姉に頭を下げていた。

"三姉妹"は、舞台あいさつ中も顔を見合わせて笑うなど仲の良さをうかがわせていたが、津田は「この三姉妹と一緒にいるだけで本当に幸せな時間でした。(父親役の)聖志郎さんは、カメラが回ってても回ってなくてもずっと三姉妹に怒られてるし」とエピソードを披露。そんな津田は気が弱い夫を演じており、奈美江の"あっさり、さっぱり、バッサリ"している性格に共感したという吹石は、「(津田さんが)弱ってるのを見て、『もっとやってやろうか』と思ったり」とイタズらっぽい笑みを浮かべつつ、理想の夫婦像を聞かれると、「引っ張っていってくれる人がいい。自分の両親の夫婦のあり方が理想かな」と照れながら明かしていた。