千葉銀行はこのたび、4月中を目途に介助用の「車いす」の設置店を、両替出張所等を除く国内全171店舗に拡大すると発表した。

車いすについては、これまで16か店に設置していて、利用している顧客からは「入り口からカウンターまで歩くのに時間がかかっていたが、車いすを利用することにより、店内をスムーズに移動することができた」といった意見をもらうなど、大変好評を得ているという。

このたび、国内全店舗に車いすを設置することで、より多くの顧客に便利に利用してもらえるだけでなく、同行職員が車いすの顧客へ応対する際のスキル向上に寄与するものと考えているという。

同行では、高齢の顧客や目の不自由な顧客に対する配慮のある応対を身につけるため、毎年、各営業店で勉強会を実施し、顧客応対の向上に努めているとしている。

こうした同行の取組みは、3月20日、森田健作千葉県知事より「障がいのある人へのやさしい取組み」の認定を受けたとしている。

同行は、今後も高齢や身体の不自由な人を含む、すべての顧客が安心して利用できる店舗づくりを目指していくとしている。