ハトからダチョウまで卵が勢ぞろい

東京都台東区の恩賜上野動物園・西園動物園ホール1階で、鳥の卵をテーマにした企画展「たまごのあいうえお」が、3月14日から4月13日まで開催される。

卵を通して「命の不思議」に触れる

同展は、都立動物園、水族館4園でこの冬「鳥の卵」をテーマに巡回しているもの。卵が鳥の体内で作られ新たな生命が誕生するまでの流れを通して、「命の始まり」としての卵に注目している。

期間中は、毎日食べている卵について紹介する「"あ"りがとうたまごコーナー」、卵がニワトリの体内でどのように作られ、産まれてくるのかなどを紹介する「"い"のちのたまごコーナー」、実際にふらん器で卵を温め、命が育ち、雛が誕生する様子を目の前で見ることができる「"う"まれるたまごコーナー」を設置。

さらに、2センチほどのスズメの卵から15センチほどのダチョウの卵、フクロウやウミガラスの卵などを展示する「"え"になるたまごコーナー」、たくさんの生き物を飼育展示している都立動物園・水族園、各園のおすすめの卵を展示する「"お"すすめのたまごコーナー」など、「あ~お」までの5つのコーナーで、卵や命の不思議を紹介するという。なお、オリジナルソング「たまごのあいうえお」も会場で公開している。

めったに見ることができないペンギンの卵も