1月17日からテレビ東京系でスタートする『金曜8時のドラマ 三匹のおっさん~正義の味方、見参!!』(毎週金曜 19:58~20:54 ※第1話は2時間の拡大版)の制作発表記者会見が14日、都内で行われ、主演の北大路欣也をはじめ、泉谷しげる、志賀廣太郎、大野拓朗、三根梓、原作の有川浩が出席した。

左から三根梓、志賀廣太郎、北大路欣也、泉谷しげる、大野拓朗、有川浩

原作は、ドラマ『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系)や『空飛ぶ広報室』(TBS系)、映画 『阪急電車』などの映像化作品を次々とヒットさせている人気作家、有川浩の小説『三匹のおっさん』シリーズ。痴漢や悪徳商法など、世間にはこびる悪を一蹴する"三匹のおっさん"を、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎がそれぞれ熱演している。

連続ドラマは、頭取役で出演した昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)以来となる北大路。「おっさんの役をいただけるとは夢にも思いませんでしたよ(笑)。素敵な原作に出会ったというか、毎日現場は楽しくやらせてもらっています」と話し、「共通点はそれぞれみんなあると思うけど、この役をいただいた訳ですから、もう僕なんですよ! 設定はあるけど振る舞いは僕だと思って間違いない。剣道も多少の経験はございますが、どっちかって言うとチャンバラの方が得意かな(笑)。その辺は上手く兼ね合いを取りながらやっています」と満足げ。そんな北大路に泉谷は「北大路先輩とは久しぶりの共演ですが、最近、先輩は銀行の頭取とかやっているから、ああいう重いの辞めろよって個人的に言ったの。(映画『仁義なき戦い』などの)チンピラ上がりなんだから、その感じでやろうよ、って言ったら、かなり地が出ていましたね」と言いたい放題だった。

昨年公開の映画『シグナル~月曜日のルカ~』で女優デビューを果たした三根梓は、志賀扮する通称"ノリ"の娘、早苗を演じる、「自分の高校時代を思いながら演じました。結構祐希(大野拓朗)くんとのシーンが多かったです。高校時代、男の子と2人で帰ったりするとドキドキして緊張していたので、そういうワクワクしてドキドキした感じを思い出しながら日々の撮影に望んでいます」と明かしつつ、「制服で足が寒くてスースーしている私にストーブを持ってきてくれたりと、3人のおじさま方はすごく優しくしていただいてます。でも『お前、生足見せてるんじゃねえよ』と言われたりと、わいわい撮影していますよね」と話していた。