11月23日から一般公開がスタートする「第43回東京モーターショー2013」では、海外からも18社20ブランドが出展。BMW、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンなどの他に、今回からボルボが復帰。米国のテスラモーターズが初出展を果たしている。

テスラモーターズのブースに展示された「モデルS」

電気自動車の可能性を証明するため、2003年に数名のエンジニアによって設立されたというテスラモーターズは、2008年の「ロードスター」デビューなどを経て急成長を遂げた。2009年にパナソニックと最初の供給契約を交わし、トヨタ自動車とも電気自動車開発で提携するなど、日本企業とも関わりを持つ。

東京モーターショーでは、来年春から納車が開始される予定のプレミアム4ドアセダン「モデルS」を出展。航続距離は世界最長クラスの約500km、0-100km加速はパフォーマンスモデルが4.4秒、標準モデルでも5.6秒という高い加速性能を誇る。セダンらしい落着きのある流麗なデザインも特徴だ。プレスデー期間中、他のメーカーと比べてブースの規模は小さいながらも、「モデルS」の周囲はつねに報道関係者らが集まっている様子だった。

なお、テスラモーターズは東京モーターショーへの出展に合わせ、11月22日から12月1日まで、東京ビッグサイトに近いパナソニックセンター(江東区有明)およびメガウェブ(江東区青海)にて、「モデルS」特別試乗会も開催するとのこと。

その他、海外の各メーカー・ブランドのおもな出展車については、次ページにてまとめて写真で紹介する。