小田急電鉄グループのホテル、ハイアット リージェンシー 東京(東京都)はこのほど、中国料理「翡翠宮」の宴会コースメニューおよびルームサービスにおいて、メニュー表示と異なる食材を使用した料理を提供していたと発表した。

「翡翠宮」では、「芝海老」と表示されたメニューに「バナメイエビ」を、「大正海老」と表示されたメニューに「インドエビ」を、「車海老」と表示されたメニューに「クマエビ」を提供していた。同店で食事をした人に対しては、レシートなどにより利用状況を確認した上で料金を返金するという。

同ホテルは、利用者ならびに関係者に対して「大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「今回の事態を厳粛にかつ重く受け止め、二度とこのような事態を起こさぬよう、全力を挙げて従業員一同、再発防止に取り組んでまいります」としている。