いざというときに!

ぱっと使えるフレーズがあれば英語で話すのも怖くない!? アルクで、英語学習のアドバイザー育成に携わる佐々木富恵さんにお話をうかがいました。

■困ったときに使えるフレーズ

佐々木さん:

ピッタリくる言葉が思い浮かばないとき、相手の言っている内容がわからない、聞き取れない、確認したい……。そんなときに使えるフレーズを改めて紹介しましょう。

・言いたいことがあるのに、あてはまる言葉が出てこないとき

Let me think.
(少し考えさせて)

I can’t find any good words to explain what I think.
(うまい言葉が出てこない)

・相手の言っていることが聞き取れない

I couldn't catch what you just said.
I missed it.
Can you repeat that?

・もっとゆっくり話してほしい

Could you speak more slowly?

・別の言葉で言ってほしい

Could you rephrase?

・話している途中で確認する

I'm sorry, to interrupt, but are you saying ~ ?

■感情を交えた相槌で会話をスムーズに

「アクティブリスニングを心がけましょう」と佐々木さん

スムーズなコミュニケーションのためには、アクティブリスニングを心がけましょう。話の内容にあった相づちや表情、eye contactも欠かせません。

I see. / Right.

といった相づちなら様々な場面で使えますが、更に豊かな会話をするためには、感情表現のストックも増やしましょう。

・うれしい

I'm happy to hear that.
Great!

・残念、悲しい

I'm sorry.
That's too bad.
Oh, No!

こうしたフレーズを学ぶのには、映画や音楽が良い教材になります。映画を1本、英語で見るのは負担が大きい場合は、まずは日本語字幕でみて、そのあとに冒頭の5分、10分を英語字幕で見てはいかがでしょうか。耳が慣れることはリスニング力アップに欠かせません。

また、意味のわからないものを聞き流すのでは、期待するほどリスニング力が伸びず、効率がいいとは言えません。自分の好きなもの、興味があるものを、内容を理解しながら聞く。これが英語上達への近道です。


<取材対象者プロフィール>
佐々木富恵
アルク英会話事業部ESACチーム(ESAC人材育成トレーナー)。学生時代、海外に行きたいという思いからESSサークルに入り、英語学習を本格的にはじめる。現在は、ESACというアルクが認定する英語学習のアドバイザー資格取得のサポートをしている。